「住宅に風水を取り入れたい!」
「風水的に良いとされる住宅は?」
自分の住宅に、風水を取り入れたいと考えている方もいることでしょう。
しかし、何が風水的に良いとされているのか分からず、悩んでいる方もいるはず。
風水はポイントを押さえるだけで、住む人に良いエネルギーをもたらすパワースポットにもなりますが、間違えた間取りにすると家族に悪影響も与えてしまいます。
そのため、住宅に風水を取り入れたい人は事前に調べてから行うといいでしょう。
そこで今回は、風水的に良いとされる住宅を解説します。
風水的にNGとされる住宅も紹介するため、参考にしてください。
住宅に風水を取り入れる際に意識するポイント
はじめに、住宅に風水を取り入れる際に意識するポイントとして下記を解説します。
- 方位
- 土地
上記は風水を取り入れる際に住宅選びの基本となるため、覚えておきましょう。
方位
風水では間取りの方角や家の向きなど、方位が重要なポイントとなります。
特に覚えておいた方が良い方位は、『鬼門』と呼ばれる北東と『裏鬼門』と呼ばれる南西です。
上記の方位は不吉とされており、部屋の配置を避けたほうがいいでしょう。
鬼門は、中国古来の考え方で「鬼が通る不吉な道」とされており、日本でも北東はあまり日当たりが良くない上に湿気が溜まりやすいため、鬼門の思想が定着しました。
家の中で、特に鬼門と裏鬼門へ配置させない方がいい間取りとして、玄関・キッチン・トイレの3つが挙げられます。
上記の3つは三備と呼ばれ、鬼門を特に避けるべき場所と考えられているため、注意しましょう。
土地
住宅に風水を取り入れるのであれば、土地選びから意識するポイントがあります。
風水的によい土地とされているのは、下記の条件を満たした土地です。
- 日当たりがよい
- 植物がよく育つ
- 形状が四角
- 公園や学校が近くにある
日当たりがよく、植物が成長しやすい土地はパワーがあるとされており、風水的に運を呼び込みやすいといわれています。
また、形状が四角い土地は気が安定しやすい土地です。
手入れが行き届いた公園や、学校が近くにあると活気に満ちているため、風水的にはよいとされています。
上記の条件を満たしているかは、実際に現地で確認するようにしましょう。
風水的に良いとされる住宅5選
ここからは、風水的に良いとされる下記5つの住宅を紹介します。
- 日当たりと風通しが良い玄関
- リビングが家の中心に配置されている
- 吉方位にキッチンが設置されている
- 水回りの風通しが良い
- 階段が照明や窓で明るい
上記の住宅を参考に、自分の間取りも考えてみましょう。
日当たりと風通しが良い玄関
玄関は人だけでなく運気の入り口ともされているため、日当たりと風通しが良い玄関は陽の気を取り込みやすいとされています。
風水的には玄関がもっとも重要な場所とされており、玄関を雑に扱うとどんなに風水を満たしても運気が上がらないでしょう。
玄関の吉方位は、下記のとおりです。
- 東
- 東南
- 南
- 北西
また、良い運気だけでなく悪い運気の入り口にもなるため、鬼門や裏鬼門に位置する方角にはできるだけ配置しないほうが良いでしょう。
配置だけでなく、常に清潔であるように掃除をこまめにし、汚れを多くためないよう心がけることも大切です。
リビングが家の中心に配置されている
リビングが家の中心に配置されている間取りは、陽の気を家全体に流すことができるため良いとされています。
リビングの吉方位は、下記のとおりです。
- 東
- 東南
- 南
また、日当たりを意識してリビングが明るく快適な空間となれば、陽の気を取り込みやすくなります。
リビングはなるべく上記の条件を満たし、陽の気を家全体に行き渡らせましょう。
吉方位にキッチンが設置されている
キッチンは『陽の気を生む火』と『陰の気を生む水』を同時に扱う場所のため、気のバランスが不安定になりやすいです。
そのため、下記の吉方位に設置することで陰の気に傾かなくなり良いとされています。
- 東
- 東南
- 北西
鬼門の方位に配置すると、陰の気に傾いてしまうため注意しましょう。
また、西・南西に配置すると西日の影響で食べ物が腐りやすくなるため、良くない方角とされています。
水回りの風通しが良い
水回りは陰の気が溜まりやすいため、水回りの風通しを良くするのがベストと言われています。
ただし、水は陰の性質を持つため家のどこに配置しても、吉方位にはなりません。
陰の気が溜まりやすいからこそ、鬼門への設置だけは回避するようにしましょう。
また、玄関の近くに配置するのも、玄関から入った気が水回りの陰の気と混ざって家中を巡るため、良くありません。
そのため、水回りは風通しの良い場所に設置するのがベストとされています。
階段が照明や窓で明るい
階段を照明や窓で明るくすると、風水的には良いとされています。
階段はエネルギーの変動が激しい場所とされており、吉相に繋げるのが難しい場所の1つです。
特に、家の中心に階段があると「真ん中から気が落ちる」とされており、良くありません。
そのため、照明や窓などを利用して明るい空間にしておくことがポイントとなります。
風水的にNGな住宅
風水的に良いとされる住宅を押さえたところで、ここからは風水的にNGとされる下記の住宅を解説します。
- 玄関から一直線に窓や裏口がある家
- 行き止まりの土地や三角の土地
- 変形した間取り
上記の間取りは、できるだけ避けるようにしましょう。
玄関から一直線に窓や裏口がある家
玄関から一直線に窓や裏口があると、良い気が外へ通り抜けてしまうため良くないとされています。
また、玄関の真正面にトイレを配置するのも、良い気が吸い込まれるとされているため避けた方がいいでしょう。
玄関では左右どちらかに鏡を置くと、良い気を分散できるためおすすめです。
ただし、玄関の正面に鏡を置くと良い気をはね返してしまうため、両側のどちらかに置くようにしましょう。
行き止まりの土地や三角の土地
家を建てる土地が、行き止まりや三角の場合は注意が必要です。
たとえば、家が丁字路の交わる場所に面しており、道路が玄関に真っすぐ延びているような配置は、道路を通ってきた悪い気をそのまま取り込んでしまうため良くありません。
また、三角形の土地は三角の角が外に向かってとがっているため、良い気が外から中へ入ってこれない上、気を外へ出してしまう形状とされています。
そのため、土地選びの際は土地の形状に注意し、なるべく四角い土地を選ぶようにしましょう。
変形した間取り
斜めに変形していたり、出っ張りや凹みのある間取りは良くないとされています。
なぜなら、上記のような変形した間取りではいい気が安定しづらく、方角に合わせた風水を取りづらくなるからです。
また、風水的に理想とされる間取りは正方形となっており、長方形やコの字型の間取りも避けたほうがいいでしょう。
既に変形した間取りに住んでいる場合は、観葉植物を取り入れるなどして、常に浄化することを心がけてください。
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項目 | 詳細 |
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公式サイト |
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まとめ
今回は、風水的に良いとされる住宅を解説しました。
下記のような住宅とすることで、家全体の運気をアップできるでしょう。
- 日当たりと風通しが良い玄関
- リビングが家の中心に配置されている
- 吉方位にキッチンが設置されている
- 水回りの風通しが良い
- 階段が照明や窓で明るい
今回解説した内容を参考に、自分の住宅の間取りも考えてみましょう。
ただし、風水だけに囚われるのではなく、住み心地も考慮した住宅にするのをおすすめします。
専門家にも相談しながら、自分たちが住みやすい住まいづくりを進めていきましょう。