「鬼門って意識した方がいいの?」
「鬼門への対処法は?」
これから新築の間取りを決める際、風水を気にする方もいることでしょう。
風水的に不吉な方角とされている『鬼門』ですが、具体的にどの方位を指しているのか分からない方もいるはず。
また、鬼門に対してどのような対処をしていけばいいのか気になる方もいることでしょう。
風水を間取りに取り入れるのは難しいイメージを持っている方もいるでしょうが、ポイントを押さえることで、鬼門を避けた良い間取りにすることができます。
そこで今回は、風水的に不吉とされている鬼門の間取りについて解説します。
鬼門を避けるべき間取りから、鬼門への対処法まで解説するため参考にしてください。
鬼門・裏鬼門とは
そもそも、風水的に不吉とされている鬼門・裏鬼門とは何を指しているのか分からない方もいることでしょう。
ここでは、鬼門・裏鬼門の方角や調べ方を解説します。
鬼門
鬼門とは、北東の方角を指し『鬼(邪気)の出入りする方角』を意味しています。
具体的には、真北を0度としたとき22.5 度から67.5度の間です。
鬼門は、中国古来の考え方で不吉な方角とされており、日本でも北東はあまり日当たりが良くない上に湿気が溜まりやすいため、鬼門の思想が定着しました。
そのため、鬼門の方角にはできるだけ部屋の配置を避けるのがいいでしょう。
裏鬼門
裏鬼門とは、鬼門と反対の方角である南西を指しています。
具体的には、真北を0度としたとき202.5 度から247.5度の間です。
鬼門と同様に不吉な方角とされているため、部屋の配置はできるだけ避けるといいでしょう。
しかし、鬼門とまったく同じ扱いではなく、裏鬼門だけに作用する部屋の配置もあるため注意が必要です。
鬼門を特に避けるべき間取り
風水には、古くから『三所に三備を設けず』という言葉があります。
三所とは鬼門・裏鬼門・建物の中心のことであり、三備とは玄関・キッチン・トイレのことです。
つまり、玄関・キッチン・トイレは特に鬼門への配置を避けるべきといわれています。
しかし、家の立地的に三箇所全ての配置を避けるのは現実的に難しいというケースもあるでしょう。仮に、玄関・キッチン・トイレを鬼門から避けたとしても、他の部屋が鬼門の方角になってしまうことは十分考えられます。
上記のような方で気になる方は、以降で鬼門の方角に配置された部屋の対処法を解説するため、参考にしてください。
鬼門への対処法5選
ここからは、鬼門への対処法として下記の5つを解説します。
- トゲのある植物を置く
- サルの置物や水晶を置く
- 盛り塩を置く
- 神社のお札を貼る
- 整理整頓をする
上記を実施してもらえれば、鬼門による影響を押さえることができるでしょう。
トゲのある植物を置く
トゲのある植物を置くことで、鬼門の影響を抑えられます。
例えば、市販されている植物の中ではアロエやサボテン、ひいらぎなどが挙げられるでしょう。インテリアとしても活用できるため、おすすめです。
しかし、枯れた葉をそのままにしたり、弱っている植物を放置したりすると逆効果となるため注意してください。
サルの置物や水晶を置く
古来より、サルの置物や水晶は鬼門封じや鬼門除けとして使われてきました。
方角を十二支であらわす十二方位において、鬼門は『丑寅(うしとら)』に位置し、反対方向が『未申(ひつじさる)』となるため、サルの置物が使われています。
水晶もまた、浄化作用のあるパワーストーンなため使われてきました。
鬼門対策グッズのなかには、水晶を持った猿の置物などもあるため、特に鬼門を避けるべき玄関やトイレに置いておくのがいいでしょう。
盛り塩を置く
鬼門に盛り塩を置いておくのも、有効的な手段です。
塩には穢れを清める作用があり、神様へのお供え物という意味も含まれています。そのため、鬼門に盛り塩を置くことで運気の低下が防げるでしょう。
盛り塩は、効果を持続させるためにも毎日取り換えることが重要となります。
神社のお札を貼る
神社・お寺では鬼門除けのお札を取り扱っているため、お札を購入して鬼門・裏鬼門に1枚ずつ貼るといいでしょう。
近くに鬼門除けのお札を取り扱っている寺社がない場合は、オンラインショップでも購入できます。
お札を貼る際は、目線よりも高めの位置に貼るようにしましょう。
整理整頓をする
常に鬼門を綺麗な状態に保ち続けることで、鬼門封じや鬼門除けといった対策を行うことができます。
部屋が汚れている状態では、穢れた気が溜まりやすくなってしまい悪影響を及ぼすため、綺麗な状態を保つようにしましょう。
また、鬼門のライン上にはゴミ箱を置かない方がいいと言われているため、注意してください。
鬼門を避けて良い間取りにするポイント
ここまで鬼門について解説してきましたが、中には「鬼門を避けたうえで良い間取りにもしたい!」と考えている方もいることでしょう。
そこで、ここでは鬼門を避けて良い間取りにするポイントを下記の区画ごとに解説していきます。
- 玄関
- キッチン
- 水回り
それぞれ解説していくため、参考にしてください。
玄関
玄関は、東・東南・南・北西へ配置しましょう。
玄関は気の入り口と言われており、入ってきた気が家中を巡ります。
『陽の気』を取り込むことで家中の運気を上げられますが、逆に『陰の気』を取り込んでしまうと家全体に悪影響を与えてしまうでしょう。
そのため、玄関は吉方位と呼ばれている東・東南・南・北西への配置がおすすめです。
玄関から入った陽の気を家中にめぐらすことができるでしょう。
キッチン
キッチンは、東・東南・北西の方位へ配置しましょう。
キッチンは、家族のエネルギーを生み出す場所とされており、陽の気を生み出す火と陰の気を生み出す水を同時に使う不安定な場所でもあります。
そのため、陰の気へ傾かせないように吉方位への配置がおすすめです。
また、西・南西の方位に配置すると、西日の影響で夏場に食べ物が腐りやすくなるため、良くない方位とされています。
上記のことから、キッチンは吉方位とされる東・東南・北西へ配置しましょう。
水回り
トイレや浴室などの水回りは、北・東・西・東南への配置がおすすめです。
水回りは本来、水が陰の気の性質を持つため、陰の気が溜まりやすい場所とされており、どこへ配置しても吉方位にはなりえません。
しかし陰の気が溜まりやすいからこそ、風通しの良さを重視した北・東・西・東南へ配置するといいでしょう。
間違っても、鬼門である北東と裏鬼門である南西に配置しないよう注意してください。
鬼門を避けた間取りにするなら『プレジール』がおすすめ
項目 | 詳細 |
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会社名 | プレジール株式会社 |
住所 | 大阪府大東市緑が丘2丁目14番11号 |
対応エリア | 大阪府大東市近辺 |
公式サイト |
鬼門を避けた間取りにするなら『プレジール』がおすすめです。
プレジールは、女性設計士による女性目線の家づくりを得意としています。風水の家相術を活かし、部屋の方角や気の流れなども含めた間取りを実現してくれるでしょう。
実際にプレジールの家に住んでいる方からは「仕事が忙しくなった」「私生活が充実」など、喜びの声があがっています。
プレジールでなら、鬼門を避けて幸運が舞い込むような家づくりをしてくれるでしょう。
気になる方は、下記のリンクからプレジールの公式サイトを確認してください。
まとめ
今回は、風水的に不吉とされている鬼門の間取りについて解説しました。
鬼門とは、中国古来の考え方で不吉な方角とされており、日本でも日当たりが良くない上に湿気が溜まりやすいため、部屋の配置が避けられてきました。
しかし、家の構造上どうしても避けられないという方は、今回解説した下記の対策を取るといいでしょう。
- トゲのある植物を置く
- サルの置物や水晶を置く
- 盛り塩を置く
- 神社のお札を貼る
- 整理整頓をする
風水的に悪い間取りにしないためにも、今回解説した内容を元に間取りを考えてみましょう。